いつか自分の作ったお菓子やパンを、ネットショップやマルシェなどで販売してみたい!
最近はそんな方が増えてきましたが、結論から言うと、自宅のキッチンで作ったお菓子やパンは、許可を得ないと基本的に販売することができません。
この記事では、自分で作ったお菓子やパンを販売してはいけない理由と、販売するにはどうしたらいいかを簡潔に説明したいと思います。
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目次
どうして売ったらいけないの?
自宅のキッチンで作ったお菓子やパンを販売できないのは、保健所に申請をして許可を得た場所で作ったお菓子ではないからです。
自宅のキッチンとは別に、販売用のお菓子を作るためのキッチンを作って許可を得る必要があります。そのためには、保健所の他、消防署への届け出も必要になってきます。
売るためにはどうしたらいいの?
お菓子やパンなどを製造してネットショップやマルシェなどで販売するには、「菓子製造業」の営業許可を取得している施設を使用する必要があります。
さらに、食品衛生責任者養成講習を受講して、「食品衛生責任者」の資格を取得する必要もあります。
無許可でお菓子などを販売した場合はどうなるの?
許可なく菓子製造業・販売を行うと、食品衛生法違反となり、「2年以下の懲役または200万円以下の罰金」に課せられる可能性があります。
また、許可を得ずに販売した食品によって、食中毒が起きてしまったら、刑事罰が課せられる可能性もあります。
どうしても販売したい!そんな方におすすめです!
でも販売するためには、保健所の許可や消防署への届け出、自宅の改築など、一般の方には少しハードルが高く感じられると思います。でもおきらめたくない!そんな方におすすめしたいのが「シェアキッチン」です。
シェアキッチンとは、「菓子製造営業許可」と、「飲食店営業許可」を持った施設で、食品衛生管理者の資格を持った方が利用すれば、キッチンで作ったお菓子やパンなどを販売できる施設になっています。
「レンタルキッチン」、「クラウドキッチン」などとも呼ばれており、自分の都合に合った利用時間を選べたりなど、近年注目されています。また、用途に合った厨房設備を完備しているため、自分で準備する必要がない道具や、普段使えないプロ仕様の設備を利用できるのも特徴です。
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京都のシェアキッチンなら「SHELTERING CAFE」がおすすめ!
阪急京都線「桂」駅から徒歩約5分にある「SHELTERING CAFE」は、通常はカフェをして営業していますが、火曜・木曜はシェアキッチンとしてもご利用いただけます。午前と午後に分けた時間帯や、ゆったりご利用いただける1日レンタルまで、ご希望に沿った料金プランをご用意しております。
また、店前に駐車場も1台完備しておりますので、材料や道具の搬入なども便利にご利用いただけます。
さらに、Free Wi-fiやコンセットも数多く完備しておりますので、動画撮影や写真撮影など幅広くご利用いただけます。
店内の見学や厨房設備の詳細など、お気軽にお問い合わせください。